国内の半導体製造基盤強化に向けた生産技術再構築
~ ニッポン半導体の再興への一歩~
※本会議はセミコン・ジャパン2023(会期:12月13日~15日 東京ビッグサイト)とのコラボイベントです
半導体産業は、かつて日本の技術力と革新性が際立ち、世界をリードしていました。
しかし、最近の20年間は困難な時期が続き、その輝きを失いつつありました。
若い世代の皆さんには、「ISSM2000」の1,000人超えの熱い議論は遠い昔の出来事のようかもしれませんが、再び半導体業界は希望と可能性に満ちています。
最近の動向を見てみましょう。TSMCが熊本に進出し、日本の半導体製造に新たな風を吹き込もうとしています。ラピダス(Rapidus)の設立とファウンドリビジネスへの参入が宣言されました。また、高電圧・高効率デバイスの需要が急増し、パワー半導体各社がそれに応えて動いています。さらに、世界的な半導体不足が、従来のデバイス供給体制を強化する必要性を浮き彫りにしています。
こうした展開が半導体業界に新たな可能性をもたらす一方で、20年の空白による大きな課題と試練も待ち受けています。ISSM戦略フォーラムは、半導体生産技術の専門家としてこれらの課題を整理し、生産技術の観点から国内の半導体製造基盤の強化と再構築に向け未来を切り開くための議論の場としたく、多くの方のご参加をお待ちしております。